実家のペットに会いたい人へ
離れて暮らしていても、思い出はちゃんとつくれます

進学や就職で家を出て、うちの子だけが実家に残っている。会えるのは年に数回で、帰るたびに少しずつ年をとっている。そんな距離のある付き合い方をしている方は、けっこう多いようです。この記事では、離れていてもつながっていられる工夫と、帰省したときにやっておきたいことをまとめました。
この記事の内容
離れて暮らすと、記録がぷつりと途切れる
いっしょに暮らしていたころは、意識しなくても写真がたまっていきました。ところが家を出たとたん、その流れが止まります。カメラロールをさかのぼると、うちの子の写真が実家を出た年で止まっている。これはよくある話です。
しかも困ったことに、離れているあいだの変化は、こちらからは見えません。帰省するたびに少し白くなった、少し痩せたと気づくのに、その途中の姿は手もとに残っていない。
この記事でやりたいのは、その途切れをできるだけ埋めることです。特別なことは要りません。帰省のときに少し意識すること、そして親御さんへの頼み方を変えること。この2つでかなり変わります。
帰省したときに撮っておきたいこと
帰省中は、人に会ったり用事をこなしたりで、あっという間に過ぎます。だからこそ、撮るものを先に決めておくと確実です。
自分といっしょに写っている1枚
これがいちばん抜けます。うちの子だけを撮って、自分が写っている写真は1枚もない、という方がとても多いです。親御さんに頼んで、並んでいるところを撮ってもらってください。自撮りでもかまいません。自分の手が写っているだけでも、あとで意味がちがってきます。
毎回おなじ場所で1枚
実家のリビングのソファ、縁側、玄関。帰るたびに同じ場所で撮ると、年ごとの変化が並びます。年に2回しか帰らなくても、10年で20枚。これはかなりの記録になります。
顔のアップと、全身と、寝顔
この3種類だけ押さえておくと、あとで使いやすくなります。とくに全身は、体つきの変化が分かるので、離れている期間が長いほど価値が出ます。明るい場所で、しゃがんで同じ高さから撮ってください。撮り方のコツはスマホでの撮り方の記事にまとめています。
動画で、声と歩き方を残す
名前を呼んだときの反応、走ってくるところ、鳴き声。これは写真では残りません。10秒でよいので、帰省のたびに1本撮っておいてください。離れているあいだ、いちばん見返すことになるのは、じつはこの短い動画だったりします。
親に写真を送ってもらうときの頼み方
「写真送って」とだけ頼むと、たいてい思ったものは届きません。遠くに小さく写っていたり、暗かったり、上から見下ろした角度だったり。これは親御さんが悪いのではなく、何を撮ってほしいのかが伝わっていないだけです。
お手本の1枚を送る
いちばん効くのがこれです。自分が撮った写真を1枚送って、こういう感じで撮ってほしい、と伝えます。言葉で説明するより、はるかに正確に伝わります。
コツは3つだけ伝える
たくさん伝えると、面倒になって送ってくれなくなります。伝えるのは次の3つで十分です。明るいところで、しゃがんで、近づいて。この3つだけで、写真の質はかなり変わります。
頻度を決めて、こちらから頼む
気が向いたときに送って、だと続きません。毎週日曜に1枚、月のはじめに1枚、と決めてしまうほうがうまくいきます。届いたら必ず返事をしてください。反応があると続きます。
撮ることが負担になっていないか気をつける
親御さんにとっては、スマホの操作そのものが手間な場合もあります。うまく撮れないことを責めないでください。ぼやけていても暗くても、送ってくれたこと自体がありがたいと伝えるほうが、長く続きます。
はじめての方だけ・1枚無料
ビデオ通話で会うという方法
画面越しでも、うちの子に会うことはできます。ただし、期待しすぎないほうがうまくいきます。
画面の中の飼い主に反応する子もいれば、まったく無視する子もいます。声には反応するのに、画面は見ない、というのもよくあることです。反応しなくても、がっかりしないでください。犬や猫にとって、平たい画面から出てくる声は、私たちが思うほど分かりやすいものではないようです。
コツは、名前を呼ぶより、いつも使っていた言葉をかけることです。おやつの合図、散歩の合図。耳がぴくりと動いたら、それが返事です。
そして、ビデオ通話のときはスクリーンショットを撮っておいてください。画質は粗いですが、その日会えた記録になります。あとで並べると、通話のたびに変わっていく姿が残ります。
手もとに置ける形にする
スマホの中の写真は、便利ですが、意識しないと見返しません。離れて暮らしているなら、目に入る場所に置いておく形をひとつ作っておくと、日常の中でつながっていられます。
- スマホの壁紙にする
いちばん手軽で、いちばん目に入ります。ロック画面の時計とかぶらない位置に置くコツはこの記事にあります。 - プリントして机に置く
コンビニのマルチコピー機でL判に印刷できます。手順はコンビニ印刷の記事で紹介しています。 - イラストにして飾る
写真をそのまま飾るのが照れくさい方には、イラストという選び方もあります。部屋になじみやすく、来客にも見せやすい形になります。 - グッズにして持ち歩く
キーホルダーやスマホケースにすると、毎日いっしょに持ち歩けます。作れるものはグッズ集に。
アニマル日和のうちの子イラストは、2頭身のちびキャラで描くゆるかわタッチです。写真をそのまま飾るより気軽なので、一人暮らしの部屋にも置きやすい、という声をいただくことがあります。
親のほうにも、届けてあげる
忘れがちですが、実家で毎日いっしょにいるのは親御さんです。うちの子を撮った写真を、こちらから送り返すと、思いのほか喜ばれます。同じ子を、ちがう目で見ている人がもう一人いるということでもあります。
帰省中に撮ったいい1枚を、印刷して送るのもおすすめです。スマホの中で終わらせず、手もとに残る形にすると、話題としても長持ちします。送り方の工夫は離れて暮らす家族への写真の届け方にまとめました。
会える回数には、限りがある
少しだけ、静かな話をします。年に2回帰省するとして、うちの子と過ごせる時間は、思っているより短いかもしれません。犬や猫の一生は、私たちよりずっと早く進みます。
煽るつもりはありませんし、焦る必要もありません。ただ、次に帰ったときに撮ろうと思っている写真があるなら、それは今度の帰省で撮っておいてほしい、というだけの話です。
撮っておいてよかった、と言う方はたくさんいます。撮りすぎて困った、と言う方には、まだ会ったことがありません。
よくある質問
実家に帰るたびに、忘れられている気がします
会った瞬間は、においを確かめる時間が必要なことがあります。少し待つと思い出す子が多いようです。急に近づかず、しゃがんで、手のにおいを嗅がせるところから始めてみてください。
手もとの写真が古いものしかありません
古い写真でも、顔の輪郭と毛色、耳の形が分かればイラストにできることが多いです。プリントしかない写真は、スマホで撮り直しても使えます。写真選びの考え方はこの記事をご覧ください。
うちの子が最近やせてきたと親が言っています
見た目の変化は写真で追えますが、原因は写真からは分かりません。体重が減っている、食欲が落ちているといった変化があるときは、動物病院で診てもらうよう親御さんに伝えてください。前に撮った写真と比べられると、獣医さんにも状況が伝わりやすくなります。
さいごに
離れて暮らしていると、うちの子との時間は帰省のあいだだけになります。その短い時間に、写真を撮ることばかり考えるのも、もったいない話です。だから、決めておいてください。最初に何枚か撮って、あとはスマホを置く。これがちょうどいい配分です。
アニマル日和では、はじめての方にうちの子のイラストを1枚無料でお作りしています。実家の子のイラストを、いまの部屋に飾ってみてください。会えない日のあいだも、そこにいてくれます。
はじめての方だけ
うちの子のイラスト、
1枚無料でつくります
写真を3枚送るだけ。3枚ぜんぶイラストにして、
お気に入りの1枚を透かしなしでプレゼントします。
- 料金は0円
- 写真3枚とメールだけ
- 無料だけの利用もOK
写真3枚とメールアドレスだけでお申し込みできます。できあがったイラストはメールでお届けします。
あわせて読む