育犬日記・育猫日記の始め方と続け方
三日坊主にならないための、ゆるいコツ集

写真文化・記録

ゆるかわタッチで描いた、ノートのそばで丸くなる猫のイラスト

うちの子との毎日を記録しておきたい。そう思ってノートを買ったのに、3日で止まってしまった。そんな話をよく聞きます。日記が続かないのは、意志が弱いからではなく、始め方のハードルが高すぎることがほとんどです。この記事では、無理なく続く育犬日記・育猫日記の始め方をまとめました。

日記が続かない、ほんとうの理由

続かない理由は、だいたい決まっています。1回に書く量を多くしすぎること、きれいに書こうとすること、そして1日空いた時点でやめてしまうことです。

とくに最後の理由が大きいと言われます。3日空いたノートを開くと、空白の3日ぶんが責めてくるように感じて、そのまま閉じてしまう。これは記録そのものより、記録の見た目にとらわれているために起きます。

だから、始めるときのルールはひとつだけで十分です。空いた日は、空いたままでいい。埋めなくていいし、あとから書き足さなくていい。これを最初に決めておくと、驚くほど続きます。

1日1行、写真1枚から始める

書く量は、1行でかまいません。今日はよく寝た。散歩をいやがった。新しいおやつを食べた。これだけで記録として成立します。

むしろ、長く書こうとすると、書く時間がないと感じた日にとばすことになります。1行なら、寝る前の30秒で終わります。その日の出来事を1つだけ選ぶと決めてしまうと、迷いもなくなります。

写真も同じです。1日1枚だけ。ベストな1枚を選ぼうとせず、その日いちばん最後に撮ったものでもかまいません。1年で365枚たまれば、それは立派なアルバムです。

書く量が増えてきたら、それは自然なこと

続けるうちに、書きたいことが増えて長くなる日が出てきます。それは歓迎してください。ただし、長い日を基準にしないでください。基準は1行のままにしておくと、忙しい日も飛びません。

同じ時間に書くと、勝手に習慣になる

続けるためのいちばん確実な方法は、書く時間を決めてしまうことです。時間を決めていない習慣は、たいてい消えていきます。

夜のごはんのあと

夜ごはんをあげたあと、その流れで書く。ペットのごはんは毎日ある行事なので、忘れにくい合図になります。すでに毎日やっていることのすぐ後ろにくっつけるのが、習慣づくりのコツです。

寝る前、スマホを置く直前

布団に入ってスマホを見る習慣がある方は、その最後に書くと決めてしまう方法もあります。すでに手にスマホがあるので、アプリを開くまでの手間がありません。

朝、うちの子を見た瞬間

夜だとどうしても忘れるという方には、朝がおすすめです。昨日のことを書いてもかまいません。日付が1日ずれても、記録の値打ちは変わりません。

紙のノート・アプリ・SNSのちがい

どこに書くかで迷う方は多いです。それぞれ向き不向きがあるので、選ぶときの目安をまとめます。

紙のノート

手を動かすぶん、記憶に残りやすいと言われます。写真をプリントして貼れば、見返すときの満足感も大きくなります。いっぽうで、外出先では書けませんし、なくすと戻りません。写真を貼る手間で止まる方もいるので、貼らなくてもいいルールにしておくのが安全です。

スマホのアプリ・メモ帳

いつでも書けて、写真もそのまま入ります。あとから日付で探せるのも便利です。専用のペット記録アプリもありますが、まずはスマホに最初から入っているメモ帳で十分です。項目が多いアプリは、埋める負担で止まりやすくなります。

SNS

反応がもらえるので、続ける力になります。同じ犬種・猫種の飼い主さんとつながれるのも利点です。ただし、見られることを意識すると、映える日しか書かなくなることがあります。それでは記録としては偏ります。非公開のアカウントを別に作る方もいます。

無料で1枚つくってもらう

はじめての方だけ・1枚無料

書くことがない日の埋め方

特別なことは、毎日は起きません。何もない日をどう埋めるかが、続くかどうかの分かれ目になります。おすすめは、数字と天気を書くことです。

  • 体重
    毎日でなくてもかまいません。週に1回でも、あとから並べると変化が見えます。
  • ごはんの量と、食べ具合
    全部食べた、半分残した。この記録は、体調の変化に気づくきっかけになります。
  • 天気と気温
    暑い日に元気がなかった、雨の日は散歩を短くした。行動と結びつけて読み返せます。
  • 散歩の時間と行き先
    コースの好みや、歩ける距離の変化が分かります。
  • うんちとおしっこの様子
    書きにくいようですが、いちばん役に立つ記録です。動物病院で状況を伝えるときにも助かります。

こうした記録は、書いているときはつまらなく感じます。ところが半年たつと、いちばん読み返される部分になります。食欲や体重が少しずつ落ちていたことに、記録を並べてはじめて気づく場合もあります。

なお、記録から病気を判断することはできません。食欲・体重・排せつに気になる変化が続くときは、記録を持って動物病院に相談してください。日付つきのメモは、獣医さんにとっても有力な情報になります。

完璧にしない。これがいちばんの秘訣

日記が長続きしている方の記録を見せてもらうと、意外と雑です。字は乱れているし、抜けている日もあるし、同じことが何度も書いてあります。それでいいのです。

きれいなノートを作ることが目的ではありません。目的は、あとで思い出せる手がかりを残しておくことです。手がかりは、多少雑でも役に立ちます。

デコレーションやレイアウトに凝りたい方は、それも楽しみのひとつです。ただ、凝る日と凝らない日があってよい、と決めておいてください。全部の日を同じ手間でそろえようとすると、そこで止まります。

1年たったら、見返す日をつくる

記録は、書くだけでは半分です。見返してはじめて、書いた意味が出てきます。おうち記念日か、お正月か、その子の誕生日か。年に1回、見返す日を決めておいてください

見返すと、忘れていたことがたくさん出てきます。あんなに小さかった、この時期は毎日吠えていた、このおやつが好きだった。書いた本人ですら忘れていることが、そこに残っています。

家族がいるなら、いっしょに読むのもおすすめです。同じ日の出来事でも、覚えていることが人によってちがいます。その差を話す時間が、それ自体でひとつの記念日になります。

見返した日には、その年のお気に入りの1枚を選んでみてください。選んだ写真をイラストにして飾ると、1年ぶんの区切りとして分かりやすい形になります。飾り方は飾り方の記事フレーム選びの記事にまとめています。

よくある質問

途中で止まってしまいました。もう一度始められますか

もちろんです。空白の期間は、そのままにして再開してください。空白を埋めようとすると、また止まります。今日から1行、が正しい再開のしかたです。

写真が多すぎて、日記に入れる1枚が選べません

選べないのは、選ぼうとしているからです。その日の最後に撮った1枚、と機械的に決めてしまうのがおすすめです。整理の考え方は写真の整理の記事にまとめました。

シニアになってから始めるのは遅いですか

遅くありません。むしろ、シニアの時期こそ記録の価値が高い、という声も聞きます。体調やごはんの記録は動物病院での相談にも役立ちますし、日々のちいさな変化を残しておけます。シニアの子の撮り方はこの記事を参考にしてください。

さいごに

日記は、続けている最中はあまり価値を感じません。ただの作業に思える日もあります。その価値が分かるのは、いつも少しあとになってからです。

今日の1行が、何年かあとに読み返される日が来ます。そのときのために、まずは今夜、ひとことだけ書いてみてください。アニマル日和では、記録の節目にお使いいただけるうちの子イラストを、はじめての方に1枚無料でお作りしています。

はじめての方だけ

うちの子のイラスト
1枚無料でつくります

写真を3枚送るだけ。3枚ぜんぶイラストにして、
お気に入りの1枚を透かしなしでプレゼントします。

  • 料金は0円
  • 写真3枚とメールだけ
  • 無料だけの利用もOK
無料で1枚つくってもらう

写真3枚とメールアドレスだけでお申し込みできます。できあがったイラストはメールでお届けします。

無料で1枚つくってもらう