ペットイラストのオーダー相場はいくら?
依頼先のタイプ別に、価格帯と中身を並べてみました

「うちの子をイラストにしてもらいたい」と思って調べてみると、数百円のものから数万円のものまで出てきて、かえって迷ってしまう。そんな声をよく聞きます。この記事では、依頼先を4つのタイプに分けて、それぞれの価格帯の目安と、その金額に何が含まれているのかを並べてみます。アニマル日和の料金も、最後に隠さず置いておきます。
この記事の内容
同じ「イラスト1枚」なのに、なぜ値段がこんなに違うのか
ペットのイラストは、ひとことで「1枚いくら」と言いにくいジャンルです。数百円で頼めるところもあれば、1枚で数万円のところもあります。どちらかが不当というわけではなく、そもそも売っているものの中身が違う、というのが実際のところです。
たとえば、絵にかける時間が30分のものと、10時間のものがあります。修正が何回でもできるものと、一発仕上げのものがあります。データだけ届くものと、額に入った紙が届くものがあります。それぞれ値段が違うのは、考えてみれば自然なことです。
この記事では、まず依頼先を4つのタイプに分けて価格帯を並べ、そのあとで「価格差はどこから生まれるのか」を分解します。ここに書く金額は、あくまで「こういう価格帯を見かけることが多いようです」という目安です。作家さんやサービスによって考え方はさまざまなので、断定的な料金表としては読まないでください。
依頼先その1 個人のイラストレーターに直接お願いする
SNSで作品を見つけて、そのままご本人に依頼する形です。ホームページやプロフィールに「お仕事のご依頼はこちら」と窓口を出している方が多く、そこから連絡します。
価格帯はほんとうに幅が広く、活動を始めたばかりの方なら数千円から、名前の知られた作家さんだと1枚で数万円ということもあるようです。値段は「うまさ」よりも、その人の指名度と、1枚にかける時間で決まっている印象があります。
いちばんの魅力は、その人の絵柄がそのまま手に入ることです。「この人の絵で、うちの子を描いてほしい」という気持ちがはっきりしているなら、これ以上の選択肢はありません。一方で、人気のある方だと数か月待ちということもあり、締め切りのあるプレゼントには向かない場合があります。
依頼先その2 スキルマーケット(個人が技術を出品しているサービス)
個人が自分の得意なことを商品として並べ、買う側が選んで購入する、そういうかたちのサービスがいくつかあります。ペットのイラストも人気のジャンルで、たくさんの出品が並んでいます。
価格帯は、シンプルな似顔絵の1,000円台から、描き込みの多いもので1万円を超えるものまで。同じサービスの中に、幅の広い出品が同居しているのが特徴です。決済や連絡のやりとりがサービス側で用意されているので、はじめて個人にお願いする人でも進めやすいところがあります。
気をつけたいのは、表示されている金額が「基本料金」のことがある点です。背景をつける、人物を足す、商用で使う、といったオプションで加算されていき、最終的な支払額が最初に見た数字と変わることがあります。購入する前に、オプションを含めた合計を確認しておくと安心です。
依頼先その3 専門店・アトリエにお願いする
ペットの似顔絵を専門にしているお店や、工房のかたちで運営されているところです。決まった画風があり、注文の流れも料金表も整っているので、迷いにくいのが特徴です。
価格帯は、データのみのプランで数千円台から、額装や印刷までセットになったプランで1万円台から数万円というあたりが多いようです。原画(実際に紙に描いたもの)そのものを届けるところは、さらに上の価格帯になります。
紙で残したい、贈りものとして箱に入った状態で渡したい、という目的がはっきりしているなら、このタイプがいちばん近道です。印刷や梱包まで含めて任せられるぶん、金額には材料費と送料も入っている、と考えると納得しやすくなります。
依頼先その4 AIを使ったサービス
写真をもとにAIで絵を起こし、人が見て整えてから届ける、という作り方をしているサービスです。近年になって増えてきたタイプで、アニマル日和もここに入ります。
価格帯は、無料のお試しがあるものから、数百円台、数千円台までさまざまです。速く仕上がるのと、値段が抑えめなのが分かりやすい特徴で、そのぶん「絵柄はそのサービスが決めたひとつ」であることが多くなります。自由に画風を指定する使い方には向いていません。
AIという言葉に不安を感じる方もいると思います。似るのか、権利はどうなるのか、送った写真はどう扱われるのか。このあたりはペットのAIイラストのよくある疑問にまとめてありますので、気になる方はそちらもあわせて読んでみてください。
では、価格差はどこから来ているのか
4つのタイプを並べてみると、値段の差が「うまい・へた」から来ているのではないことが見えてきます。差を生んでいるのは、おもに次の4つです。
- 制作にかかる時間
1枚に何時間かけるか。描き込みの量、背景の有無、毛の質感の作り込み。ここがいちばん大きい要素です。 - 修正のしかた
ラフを見せて何度でも直せるのか、一発仕上げなのか。やりとりの回数がそのまま時間になります。 - 使ってよい範囲
個人で楽しむだけなのか、グッズにして売ってもよいのか。商用で使える権利は、別料金になっていることが多くあります。 - 受け取りのかたち
画像データだけなのか、印刷して額に入れて送るところまでなのか。ここには材料費と送料が乗ります。
つまり、安いものは「時間と手間を減らしたぶん安い」のであって、雑だから安いとはかぎりません。高いものも「ぼったくり」ではなく、その金額に何かが含まれているはずです。比べるべきなのは金額そのものではなく、金額に対して何が入っているかです。
はじめての方だけ・1枚無料
アニマル日和の料金も、正直に置いておきます
他のところの話ばかりして自分のところを伏せるのはフェアではないので、はっきり書いておきます。アニマル日和の追加制作は、1枚あたり1匹1,980円/2匹3,980円/3匹5,980円(いずれも税込)です。4匹以上は、1匹ごとに2,000円を足していきます。
そして、はじめての方には1枚を無料でプレゼントしています。写真を3枚送っていただき、3枚ぜんぶをイラストにして、透かし入りでお届けし、その中から選んだ1枚を透かしなしでお渡しする、という流れです。ここまでの費用は0円で、公式LINEの登録も要りません。くわしくは無料プレゼントの記事にまとめています。
この金額でできている理由もあわせて書いておくと、AIで下絵を起こしているぶん制作時間が短いこと、納品を画像データに絞って郵送をしていないこと、そして制作後の修正を受けていないことの3つです。そのかわり、透かし入りの完成品を見てから買うかどうかを決められる形にしています。
うちに向いていない依頼もあります
画風を細かく指定したい、ラフを見ながら何度も直したい、写真そっくりの写実的な絵がほしい、原画を紙で受け取りたい。こうしたご希望には、アニマル日和は向いていません。個人の作家さんや専門のアトリエにお願いしたほうが、満足のいくものになります。
安い=悪い、高い=良い、ではありません
値段の話をしていると、つい「安いほうが得」「高いほうが安心」と考えたくなります。でも、ペットのイラストにかぎっては、この考え方はあまり役に立ちません。
1万円をかけて描いてもらった絵でも、絵柄が好みでなければ、飾らないまましまい込んでしまうかもしれません。反対に、2,000円で作った1枚でも、毎日目に入る場所に飾って、見るたびに顔がゆるむなら、そちらのほうが良い買いものです。
判断のものさしは「高いか安いか」ではなく、「これを何に使いたいか」に対して、その金額が納得できるかです。順番としては、使い道を先に決めてから、予算を決めるほうがうまくいきます。
使い道から、予算を逆算してみる
たとえば、こんな考え方ができます。SNSのアイコンにしたいだけなら、画面で見るサイズしか使わないので、高い金額をかける理由はあまりありません。数百円から数千円のあたりで十分に目的を果たせます。
反対に、旅立ってしまった子の絵を、玄関にずっと飾っておきたい。こういう1枚には、時間をかけて描いてもらう価値があります。予算の上限を先に決めておいて、その中でいちばん好きな絵柄の人を探すほうが、あとから後悔しません。
贈りものにする場合は、渡す相手との関係で決まります。友人へのちょっとした贈りものなのか、両親への記念日の贈りものなのか。ここは金額よりも「その人が飾りたくなるかどうか」で選んでください。ペット似顔絵を贈るときの記事に、渡し方までまとめています。
見積もりを取るときに、確認しておきたいこと
どのタイプに頼むにしても、注文する前にこの4つだけは確認しておくと、あとで困りません。金額そのものより、金額の中身を聞くイメージです。
- この金額に何が含まれますか
背景・複数の子・オプションを入れた場合の合計はいくらになるのか。 - いつ届きますか
注文してから手もとに届くまでの日数。混み具合で変わることもあります。 - 修正はできますか
できるなら何回まで。できないなら、その代わりに何があるのか。 - どう使ってよいですか
SNSに載せる、印刷する、グッズにして売る。どこまでが許される範囲か。
この4つを聞いて、はぐらかされずに答えが返ってくるところなら、値段がいくらであっても、安心して任せられます。選び方のポイントは依頼先の選び方の記事でさらにくわしく書いていますので、迷ったらそちらもどうぞ。
よくある質問
いちばん安く済ませる方法はありますか
無料のお試しを用意しているところから始めるのが、いちばんお金のかからない方法です。アニマル日和のプレゼントも、はじめての方であれば0円で1枚受け取れます。まず1枚を手にしてみると、「もっとこうしたい」が具体的になって、次にお金をかける場所が決まります。
多頭飼いだと、頭数ぶんの料金になりますか
多くのところで、2匹目からは追加料金という形になっています。アニマル日和も同じで、1枚の絵に何匹入るかで金額が変わります。頭数ごとの金額と、写真の送り方は多頭飼いを1枚のイラストににまとめました。
グッズを作って売りたいのですが
商用で使えるかどうかは、依頼先ごとにルールがまったく違います。自由に使えるところ、追加料金で許可されるところ、そもそも認めていないところがあります。売ることを考えているなら、注文する前に必ず確認してください。作れるグッズの種類はグッズ集で紹介しています。
さいごに
ペットのイラストの値段は、その絵の価値そのものではありません。時間・修正・権利・受け取り方という、目に見えにくいものの合計です。だから、金額を並べて比べるだけでは、どこに頼むべきかは決まりません。
まずは「どこに飾りたいか」「誰に見せたいか」を決めてみてください。そこが決まると、必要な金額も、頼むべき相手も、自然としぼられていきます。どんな仕上がりになるのかを先に見てみたい方は、無料の1枚から試してみるのがおすすめです。
はじめての方だけ
うちの子のイラスト、
1枚無料でつくります
写真を3枚送るだけ。3枚ぜんぶイラストにして、
お気に入りの1枚を透かしなしでプレゼントします。
- 料金は0円
- 写真3枚とメールだけ
- 無料だけの利用もOK
写真3枚とメールアドレスだけでお申し込みできます。できあがったイラストはメールでお届けします。
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