ペットイラストの依頼先はどう選ぶ?
あとで後悔しないための、5つのチェックポイント

うちの子のイラストを頼みたい。でも、たくさんの選択肢を前にして、どれを選べばいいのか決められない。そんなときに見ておくとよい5つのチェックポイントを並べました。うまい絵を選ぶ方法ではなく、自分が気に入る1枚にたどりつく確率を上げる方法の話です。あわせて、依頼するときに伝えるとよいことと、行きちがいが起きやすいところもまとめています。
この記事の内容
「どこに頼むか」で迷うのは、値段のせいではありません
ペットのイラストを頼もうと思って調べはじめると、選択肢がたくさん出てきます。個人の作家さん、スキルマーケットの出品、専門のアトリエ、AIを使ったサービス。値段もばらばらで、どれが自分に合っているのか、なかなか決まりません。
ここで多くの方がつまずくのは、比べ方が分からないからです。値段は数字なので比べられますが、「自分がこの絵を気に入るかどうか」は数字になりません。だから、なんとなく安いところや、なんとなく評判のよさそうなところを選んでしまいます。
この記事では、決めるための材料を5つに絞ります。どれも注文ボタンを押す前に、5分あれば確かめられるものばかりです。値段の考え方についてはペットイラストの相場の記事にまとめてありますので、そちらとあわせて読んでみてください。
その前に 使い道を、ひとつだけ決めておく
5つのチェックに入る前に、決めておいてほしいことがひとつだけあります。できあがった絵を、どこで使いたいかです。
玄関に飾りたいのか、スマホの壁紙にしたいのか、両親に贈りたいのか、SNSのアイコンにしたいのか。ここが決まっていないまま探しはじめると、判断のものさしがないので、いつまでも決められません。逆にここが決まっていれば、5つのチェックはすらすら進みます。
まだ決まらない、という場合は「とりあえず1枚、手もとに置いてみたい」でも構いません。それも立派な使い道です。大きく飾る予定がないなら、高い金額をかける必要もない、という判断ができます。
チェック1 作例が、十分に公開されているか
いちばん大事なのがここです。実際に描かれたものが、何枚も並べて見られる状態になっているかどうかを確かめてください。1枚か2枚しか出ていないところは、その絵が「たまたまうまくいった1枚」なのか「いつもこの水準」なのかが分かりません。
見るときのコツは、いろいろな種類の子の作例を探すことです。犬だけでなく猫も、長毛の子も短毛の子も、黒い子も白い子も。種類がそろっているほど、その描き手が「どんな子でも同じ水準で描ける」ことの証拠になります。
とくに見てほしいのは、うちの子と似たタイプの作例です。黒い子を飼っているなら黒い子の作例、鼻がぺしゃんこの子ならその作例。似たタイプの絵があれば、仕上がりがかなり具体的に想像できます。アニマル日和の作例は作例ギャラリーに犬種・猫種ごとに並べてあります。
チェック2 その画風が、自分の好みと合っているか
ここでいちばん伝えたいのは、画風は「上手さ」ではなく「好み」で選ぶものだということです。技術的にどれだけ高度でも、自分が見ていて心地よくない絵は、飾りません。
絵にはいろいろな方向性があります。写真のように精密に描くもの、線を少なくして形をすっきり見せるもの、デフォルメして丸っこくするもの。どれが優れているという話ではなく、見る人の好みで分かれるだけです。
確かめ方はかんたんです。作例を10枚くらい続けて見て、頬がゆるむかどうかを見てください。「うまいな」と思うのと「かわいいな」と思うのは別ものです。飾って毎日目に入るのは、後者のほうです。
アニマル日和の場合は、2頭身のちびキャラに、こげ茶のやわらかい線、ほっぺにコーラルの丸、というひとつのタッチで描いています。画風を指定していただくことはできません。ここが合わない方には、はっきり向いていないサービスです。
チェック3 納期と、いつまでに必要かが合っているか
贈りものにする予定があるなら、ここは最初に確認してください。「注文してから何日で届くか」と「いつまでに手もとにほしいか」が合っていないと、それだけで選択肢から外れます。
人気のある作家さんだと、数週間から数か月お待ちいただく、という案内になっていることがあります。それは丁寧に描いている証拠でもあるのですが、誕生日や記念日に間に合わないのなら意味がありません。
気をつけたいのは、印刷や郵送がある場合は、その日数も足す必要がある点です。制作に1週間、印刷に3日、配送に2日、というふうに積み上がります。データで受け取る場合はここが省けるので、急いでいるときはデータ納品のところを探すという手もあります。
そして、締め切りがあるときほど早めに動いてください。「あと3日」でお願いすると、選べる相手がぐっと減ります。余裕をもって頼めば、価格でも画風でも、選択肢が広がります。
はじめての方だけ・1枚無料
チェック4 仕上がりを見てから決められるか
ここは「修正できるか」と言いかえてもいい部分です。ただし、修正のしくみには大きく2つのやり方があって、どちらが良いという話ではありません。
ひとつは、下描きの段階で見せてもらい、「もう少し耳を大きく」といったやりとりを重ねて仕上げていくやり方。もうひとつは、完成品を先に見せてもらって、気に入ったときだけ購入するやり方です。
前者は、自分の頭の中にある像に近づけていけるのが強みです。そのぶん、やりとりの手間と日数がかかり、料金にもそれが含まれます。後者は、待たされない代わりに、届いたものが気に入らなければ「買わない」という選び方になります。
アニマル日和は後者です。制作後の修正は受けていませんが、透かし(サンプルであることを示す薄い文字)の入った完成品を見てから、購入するかどうかを決めていただけます。透かしのしくみは透かしについての記事で説明しています。
どちらを選ぶかの目安
頭の中に「こうしてほしい」がはっきりある方は、やりとりのできるところへ。「まかせるので、かわいく描いてほしい」という方は、完成品を見てから決められるところへ。この分け方で、だいたい合います。
チェック5 受け取り方と、使ってよい範囲
最後は、届いたあとの話です。ここを確認しないまま注文して、あとから「思っていたのと違った」となる方がいます。
確かめたいのは2つ。ひとつは受け取りのかたちです。画像データがメールで届くのか、印刷された紙が郵便で届くのか、額に入った状態で届くのか。データの場合は、自分で印刷することになります。コンビニで印刷する方法はこちらの記事にまとめました。
もうひとつは使ってよい範囲です。SNSに載せてよいか、印刷して飾ってよいか、グッズを作ってよいか、そのグッズを売ってよいか。個人で楽しむぶんには自由、というところが多いようですが、売ることまで含めるとルールは分かれます。ここは依頼先ごとに違うので、注文前に確認してください。
アニマル日和は、画像データをメール(または公式LINE)でお届けします。郵送はしていません。受け取ったデータは、印刷しても、飾っても、SNSに載せても大丈夫です。
依頼するときに、伝えるとよいこと
依頼先が決まったら、次は伝え方です。ここを丁寧にすると、仕上がりがぐっと近づきます。伝えるとよいのは、次の3つです。
- 写真は複数枚
1枚だけだと、そこに写っていない部分が分かりません。正面・横顔・全身と角度を変えた数枚があると、体つきや模様まで正しく拾えます。 - その子の特徴
「右の耳だけ折れている」「鼻の上に小さな模様がある」「しっぽの先が白い」。写真では影に見えてしまうものは、言葉で添えてください。 - 使い道
玄関に飾る、アイコンにする、贈りものにする。用途が分かると、構図や余白の取り方を合わせられます。
とくに大事なのが、写真の質です。どんなに丁寧に描いてもらっても、もとの写真で顔がつぶれていると、特徴を拾いようがありません。イラストに向く写真の条件はイラストにしやすい写真の記事に、くわしくまとめています。
行きちがいが起きやすいところ
実際に「思っていたのと違った」となる場面には、いくつかの決まったパターンがあります。先に知っておくと、避けられます。
ひとつめは毛色のずれです。写真が暗い場所で撮られていると、毛色が実際より濃く写ります。それをもとに描くと、実物より暗い色になります。明るい場所で撮った写真を選ぶか、「実物はもう少し明るいクリーム色です」と一言添えてください。
ふたつめは頭数のかぞえ方です。「1匹ぶんの料金」と書かれていても、2匹いっしょの絵は2匹ぶんになるのが一般的です。頭数で金額が変わることを見落とすと、あとで驚くことになります。アニマル日和の頭数ごとの考え方は多頭飼いを1枚のイラストににあります。
みっつめは納品サイズです。画面で見るぶんには十分でも、大きく印刷するとぼやけてしまうことがあります。A4以上に伸ばして飾る予定があるなら、注文前に「どのくらいの大きさまで印刷できますか」と聞いておくと安心です。
よくある質問
決められないときは、どうすればいいですか
無料のお試しや、金額の小さいところから1枚だけ作ってみるのがおすすめです。実物を1枚手にすると「もっとこうしたい」がはっきりします。その状態でもう一度探すと、判断がずいぶん速くなります。
作例に、うちの子と同じ犬種がありません
犬種がぴったり同じでなくても、毛の長さと顔つきが近い子の作例が見つかれば、参考になります。長毛か短毛か、耳が立っているか垂れているか、鼻が長いか短いか。この3つが近ければ、仕上がりの想像はかなり当たります。
旅立った子の絵をお願いしたいのですが
古い写真や、画質のよくない写真しか残っていない場合も、まずは相談してみてください。特別なやりとりが必要になることが多いので、こうしたご依頼を受けた経験があるかどうかも、選ぶときの材料になります。メモリアルイラストの記事に、進め方をまとめています。
さいごに
5つのチェックを並べましたが、ぜんぶを完璧に満たす依頼先は、たぶんありません。大事なのは、自分にとってどれが外せない条件なのかを、先に決めておくことです。
締め切りが最優先なら納期。飾ることが目的なら画風。贈りものなら受け取りのかたち。ひとつ決めれば、残りは自然としぼられます。迷ったときは、作例をゆっくり眺めてみてください。頬がゆるむほうを選べば、たいてい間違いません。
はじめての方だけ
うちの子のイラスト、
1枚無料でつくります
写真を3枚送るだけ。3枚ぜんぶイラストにして、
お気に入りの1枚を透かしなしでプレゼントします。
- 料金は0円
- 写真3枚とメールだけ
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写真3枚とメールアドレスだけでお申し込みできます。できあがったイラストはメールでお届けします。
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