敬老の日は「孫犬・孫猫」のイラストを贈る
大きめに印刷して、額に入れて手渡しする

ギフト

ゆるかわタッチで描いたコーギーのイラスト

敬老の日の贈り物は、選ぶのがむずかしいと言われます。食べ物は好みや体調があり、衣類はサイズがあり、健康グッズは押しつけがましくなる。そんな中で、外れにくいのが「孫犬・孫猫」のイラストです。自分が飼っている子を描いて、大きめに印刷し、額に入れて贈る。この記事では、その手順と、離れて暮らす場合の送り方をまとめました。

敬老の日の贈り物に悩んだら

敬老の日が難しいのは、贈る相手がすでにたいていのものを持っているからです。長く暮らしてきた家には、必要なものはひととおりそろっています。新しいものを増やすと、置き場所を取るだけになることもあります。

食べ物は好みや持病があり、衣類はサイズと好みがあり、健康グッズは「年寄り扱いされた」と受け取られることがあります。無難に花にすると、毎年おなじになります。

そこで残るのが「置き場所を取らず、その家にしかないもの」です。孫の写真がその代表ですが、孫がいない場合や、もう大きくなって写真を嫌がる年ごろの場合もあります。そのときに使えるのが、飼っている犬や猫です。

「孫犬・孫猫」のイラストという選び方

自分が飼っている子を描いて、祖父母に贈る形です。祖父母にとって、子どもや孫が飼っている犬や猫は、家族の一員として数えられていることがよくあります。名前を覚えていて、電話で近況を聞かれる。そういう関係です。

アニマル日和のイラストは、2頭身のちびキャラのゆるかわタッチです。輪郭がはっきりしていて、色の面が広く、線が太い。この特徴が、実は年配の方に向いています。理由は次の章で書きます。

祖父母の家に犬や猫がいる場合は、その子を描いて贈る形も自然です。どちらにするか迷ったら、祖父母がよく話題に出すほうを選んでください。

祖父母に喜ばれる理由

実際に贈った方の話をまとめると、理由は次の3つに整理できます。

1. 大きく、見やすい

年を重ねると、細かいものが見えにくくなります。スマホの中の小さな写真は、拡大しないと分かりません。イラストは輪郭がはっきりしていて色の面が広いので、少し離れたところからでも何が描いてあるか分かります。壁に飾ったとき、椅子に座ったままでも見えるというのは大きな利点です。

2. 話のきっかけになる

飾っておくと、来た人がまず聞きます。「これ何?」と。そこから「孫が飼ってる犬でね」という話が始まります。ご近所の方、ヘルパーさん、親戚。人が来るたびに同じ話ができる。これは写真より起こりやすい現象のようです。絵になっているぶん、目に留まりやすいからだと思われます。

3. 気を使わせない

高価なものを贈ると、お返しを考えさせてしまいます。イラストは値段が見えにくく、しかも手間がかかっていることは伝わります。受け取る側が構えずにすむ贈り物です。

大きめサイズで印刷する

ここが、敬老の日ならではのポイントです。ふだんの贈り物ならL判で十分ですが、祖父母に贈るならひとまわり大きく印刷してください

  • A4(21×29.7cm)
    いちばん扱いやすいサイズです。コンビニのマルチコピー機で印刷でき、額も手に入りやすい。壁に掛けても、棚に立てても収まります。
  • 2L判(12.7×17.8cm)
    棚や仏壇まわりに置くなら、このくらい。L判より一回り大きく、圧迫感が出ません。
  • A3(29.7×42cm)
    壁に掛けて、部屋の主役にする場合。離れたところからでもはっきり見えます。コンビニでも印刷できます。

紙は、ふつうのコピー用紙ではなく光沢紙を選んでください。同じ絵でも、しっかりしたものに見えます。印刷の手順はコンビニ印刷の記事にまとめました。

大きく印刷するときの注意

元の画像が小さいと、大きく引き伸ばしたときに輪郭がぼやけることがあります。A3に印刷したい場合は、申し込むときに「A3で印刷したい」と伝えておくと確実です。

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額に入れて渡す

印刷したものをそのまま渡すのと、額に入れて渡すのとでは、受け取ったあとが変わります。紙のままだと「どこかにしまっておこう」になりますが、額に入っていれば、その場で置き場所が決まります。

額を選ぶときは、木の色をひとつだけ意識してください。相手の家の家具が濃い茶色なら濃いめの木、明るい色ならナチュラルな木。白い額はどんな部屋にも合いますが、和室だと少し浮くことがあります。選び方は額縁の選び方にまとめています。

もうひとつ、立てられる額を選ぶことをおすすめします。壁に釘を打つのは、年配の方には負担です。スタンドがついていて、棚にそのまま置ける額なら、届いた日から飾れます。

離れて暮らす場合の送り方

会いに行けないときは、郵送することになります。アニマル日和は画像データのお届けのみで郵送はしていないので、印刷と発送はご自身で行っていただく形です。

額に入れたものを送る場合は、ガラス板ではなくアクリル板の額を選んでください。輸送中に割れる心配がありません。緩衝材で包んで、箱に入れて送ります。

手間をかけたくない場合は、写真プリントのネットサービスを使い、印刷したものを直接実家に届ける方法もあります。額だけ別に送るか、あらかじめ渡しておくかたちになります。

敬老の日の直前は配送が混みます。少し早めに着くように送って、電話で一言添えておくと確実です。

写真より飾りやすい場面

写真ではなくイラストのほうが向く場面があります。いくつか挙げておきます。

人に見せる場所に飾るとき。 玄関や客間に写真を飾ることをためらう方がいます。イラストなら、その抵抗が少なくなるようです。

部屋の雰囲気を変えたくないとき。 写真は現実の情報量が多く、部屋の中で強く主張します。イラストは色数が少ないぶん、まわりとなじみやすい傾向があります。

写真が古い、または少ないとき。 手もとの写真が数枚しかなくても、イラストにすればきれいな1枚として飾れます。写真の共有そのものについては祖父母に写真を送る記事にも書いています。

用意するもの・日程の逆算

敬老の日は9月の第3月曜です。年によって日付が動くので、その年のカレンダーを先に確認してください。逆算はこうなります。

3週間前に写真を選ぶ。2週間前にイラストを頼み、届いたものを見て決める。1週間前に印刷して額に入れる。3日前までに発送する。会いに行って手渡しする場合は、印刷までを1週間前に終えておけば十分です。

全体で3週間みておけば、あわてずにすみます。もっと短くても間に合うことはありますが、写真を探す時間と印刷の往復は読みにくいので、余裕を持っておくほうが気が楽です。

よくあるご質問

祖父母がペットを飼っていません。それでも喜ばれますか

飼っていなくても、こちらの子の名前を覚えていて、話題に出す関係なら喜ばれます。反対に、動物にまったく関心がない場合は、別の贈り物のほうがよいと思います。

何匹か飼っています。全員描いてもらえますか

できます。1枚にまとめることも、別々に描くこともできます。別々に撮った写真を1枚にまとめることも可能です。詳しくは多頭飼いを1枚のイラストにをご覧ください。

お返しを気にされそうです

「うちの子の写真がかわいく撮れたので、絵にしてみました」くらいの言い方だと、贈り物というより近況報告に近くなります。金額の話をしないことがいちばんの対策です。

さいごに

敬老の日の贈り物でいちばん喜ばれるのは、たぶん「思い出してもらえたこと」だと思います。孫犬・孫猫のイラストは、その気持ちを、部屋に置ける形にしたものです。

壁に掛かっていれば、毎日目に入ります。来た人に説明する機会も生まれます。ひとつ贈るだけで、そのあと長く続く贈り物になります。

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